こんにちは。あつもりです。
今回は僕が実際に登録した「社内SE転職ナビ」という社内SEを専門的に扱った転職エージェントについてです。実際に行った面談内容と会員登録して良かった3つのことをお伝えしていきます。
ITエンジニアの転職で特に人気の高い「社内SE」ですが、中小企業では1~2人、大企業でも3~5人くらいしか募集しておらず、なかなか転職のハードルが高い職種ですよね。
「求人に社内SEの募集が圧倒的に少ない」掲載されたとしても「競争率が高くなかなか書類選考が通らない」というのが現状だと思います。
目次
社内SE転職ナビとは
そこでおすすめしたいのが「社内SE転職ナビ」。アイムファクトリーという会社が運営している転職サイトです。社内SEを専門に扱っているので社内SEを希望している人は登録しておいて損はないと思います。
僕は「社内SEとして転職したい」と考えていたため、まずはじめに転職エージェントである「社内SE転職ナビ」に登録しました。転職サイトとしては「エン転職」に登録していたのですが、転職エージェントとしてはこれが初めての登録でした。
転職エージェントはなぜ無料で利用できるのか?
ところでなぜ手転職エージェントって無料で使えるんでしょう?それにはきちんとした理由があります。
転職者が企業への採用が決まったときに、転職エージェントは企業から多額の紹介料をもらえるんですね。
だからサービスを利用する転職者から利用料を取らなくても十分経営が成り立つというわけです。
社内SE転職ナビですが、他の転職エージェント同じように無料で使えます。
社内SE転職ナビの会員登録から面談予約までの流れ
どこの転職エージェントもそうですが、まずは会員登録が必要です。職歴やスキルなどを入力していき、だいたい15~20分くらいでひと通り入力できると思います。
会員登録フォームはこんな感じです。
必要事項を入力し会員登録が終わると、後日メールが届きます。このメールは「電話での面談を行いたいので、都合のいい日程を教えてほしい」という内容でした。
社内SE転職ナビはオフィスでの直接面談はなく、電話での面談しか行っていないようです。ですが僕にとっては都合が良かったです。
なぜかというと、しばらく様子見をして転職活動がどんな感じかを知りたかったからです。そのため、あまりガツガツ紹介してきたり、せかされたりするのは嫌だったんです。
送られてきたメールには、事前に履歴書、職務経歴書を送ってほしい旨が書いてありました。ただし準備が間に合わない場合は面談が終わってからでもよいとのことでした。
平日は仕事があるので、就業時間が終わってからの18:00から面談をしてほしいという希望を書いて、メールで返信しました。
2019年6月現在
面談は基本的にアイムファクトリーの本社で行うようになりました。(東京メトロ有楽町線麹町駅 5番出口から徒歩30秒)
ですが、遠方に住んでる方や時間の都合が取れない方はオンライン面談も受け付けていますね。SKYPEによるビデオ通話か電話で対応しています。
社内SE転職ナビの電話面談の内容
面談の担当者は同じ40代
いよいよ初面談。勤めている会社の最寄り駅近くのベンチで待機。18:00ちょいすぎに僕のスマホあてに電話がかかってきました。
まず相手が自己紹介をしてくれます。相手も40代の男性でした。年齢が近いということで同じ目線で考えられるのため、主に40歳以上の人を担当しているとのことでした。
確かに10歳以上も年が離れた人が担当よりは、年が近い人のほうが親近感もわきますね。なかなか良い配慮だなと思いました。
社内SEは競争率100倍の狭き門だった
まずは転職の動機や転職先の希望、条件などを聞かれました。8年近くSEをやってきたのでその経験を生かしたいと思っていたので、社内SEを希望していることを伝えました。
社内SEなら腰を落ち着けて開発ができるし、社内の困っている人を助けるために開発を行うことが多いため、やりがいがあると思ったんです。
一通りこちらの要望などを聞き終えると「何か聞きたいことはありますか?」と尋ねられました。
「40代の会員は多いんですか?」と聞くと、けっこう多いとのことでした。ただ40代になるとり転職の成功率は低くなり、それなりの覚悟が必要だと言われました。
とくに社内SEは求人が少なく1人の求人に対して100人応募してくることもあるとのこと。え~競争率100倍?あまりの倍率にちょっとビビってしましました・・・。
40代は書類選考で落とされる
そして高い競争率の中でまず落とされるのが、40歳を超えた人です。40歳を超えるとまず、書類選考に通過するの難しいとのこと。40歳という年齢だけ見て落とされることもザラにあるみたいです。
企業側としては基本的に、歳をとっている人よりも若い人をほしがっているからですね。それでも、歳を重ねてきて得た経験を必要としているところもあるから、そこが狙い目だと言っていました。
ベンダーコントロールの実績などは良いアピールポイントになるみたいです。そして企業がほしがっているのがどんな人材なのかを見極め、キャリアプランなどに落とし込むことが大事だと言っていました。
「だいたいどれぐらいで再就職先って決まるものなんですか?」
という質問に対して、
「はじめの2ヶ月が勝負でそこで決まらないと長びく可能性がありますね。年単位で活動している人もいますから」
とのことでした。
最後に言っていたのが、
「社内SEだとどうしても年収が低くなりなりがちです。今の年収以上となると大手企業の社内SEを狙わないと難しいですね。そうなるとさらに競争率が高くなります。」
と言われました。
こんな感じで面談は30分ほどで終わりました。なんだかどっと疲れました~。
面談の後の流れ
今後の流れとしては
- 職務経歴書、履歴書を仕上げる
- エージェントが職務経歴書、履歴書の添削をしてくれる
- 添削された職務経歴書、履歴を直して再提出する
- エージェントからOKがもらえたら、こちらの希望にあった求人を紹介してくれる
- サイト上で求人を見て良さそうなのがあれば応募をする
- 書類選考の結果を社内SEナビのサイト上で確認する
という流れでした。職務経歴書は20年ぶりくらい書いたので結構時間がかかりました。3~4時間はかかったんじゃないかと思います。
履歴書、職務経歴書の添削をしてくれる
その後、出来上がった履歴書、職務経歴書を僕についてくれた担当者宛てにメールで送りました。さっそく次の日にメールの返信があり、修正したほうが良い箇所を指摘されました。
誤字脱字はもちろん、全体の構成がおかしくないか、アピールポイントがしっかり書かれているかなどをチェックしてくれます。
特にキャリアプランがしっかり書かれているかを重点的に見ているようです。キャリアプランと企業の求める人材が合っていないと採用に結びつかないからです。
2回ほど職務経歴書の直しのやりとりをした後、企業からの求人を案内されました。求人の一覧は社内SE転職ナビにログインしてからマイページで見ることができます。
早速見てみるとマイページのオファータグに15件程度の求人が表示されていました。
面談後のやりとりは全てメールで行いました。
社内SE転職ナビに登録して良かった3つのこと
添削してもらった職務経歴書を使い転職に成功できた
職務経歴書の作成は、細かいところも厳しくチェックしてくれて、とても親身になってくれました。良いものを作り上げようという気持ちがすっごく伝わってきましたね。
この職務経歴書は就職活動中ずっと使いました。その結果、システム会社に転職することができました。クオリティの高い職務経歴書が役に立ったのは間違いありませんね。
職務経歴書のクオリティが高いと、自信を持って面接に臨むことができるので、その成果は計り知れないものがあると思っています。
そして僕はこの職務経歴書を使い、40歳を過ぎたにも関わらず、完全リモートワークのシステム会社に転職することができました!
社内SEの求人だけに絞って選べる
あたりまですが、求人が社内SEなので迷う必要がなく、給料などの条件が合えば応募に専念することができます。仕事内容であれこれ選ぶ必要がないのが良いですね。
システム系の会社だけでなく、デザイン会社だったり、製造工場の社内SEの案件などもあるので幅広い業界から自分にあった会社を選ぶことができます。
しつこく求人を薦めてくるわけではない
企業からの求人一覧がマイページに掲載されてからは、アイムファクトリー側から特に連絡はありません。興味がある企業があればマイページ上から応募して、書類選考の結果もそこから自分で確認します。
エージェントからメールや電話で色々な企業を薦めてくると思っていたので、このサバサバした対応は良かったですね。変なプレッシャーを感じないで済むからですね。
最後に
今の時代、転職活動をするうえで大勢の人が登録する転職エージェント。あなたに合った再就職先を紹介してくれるだけでなく、職務経歴書の添削、キャリアプランの方向性のアドバイスなど、ためになることをアドバイスしてくれます。
最終的に転職エージェントからの紹介で転職しなくても、まずは会員登録し、1度電話面談することをお勧めします。なぜならそこで得る情報、知識がたくさんあるからです。
まずは一歩踏み出すことが大切ですよ。行動したことで見えてくることがたくさんありますから。
最後に注意点があります。社内SEナビは首都圏、関西圏以外の求人は少ない傾向があるので注意してください。