こんにちは~。「デザインもできるシステムエンジニア」のあつもり(@atumori17)です。今日も業務効率化のアイデアを発信していきますっ!
前回はVisual Studioを使ったことのない初心者向けにインストール方法を紹介しました。
Visual Studioはアプリを作るための統合開発環境だということを知ってるかたは多いと思いますが、どんなアプリを作れるのかということは実際に開発してみないと良くわからないところだと思います。
そこで今回はMicrosoftが誇る最強の統合開発環境であるVisual Studioを使って、どんなアプリが作れるのかを紹介していきます。
目次
Visual Studioで開発できるアプリケーション
WEBアプリの開発
WEBアプリを開発することができます。SNSサイトやショッピングサイトなど、さまざまなWEBサービスを作ることができちゃいます。
Web Formというフレームワークを使えば、ドラッグアンドドロップでWEBサイトにボタンなどを配置することができ、直観的にデザインすることができます。初心者にとってとっかかりの敷居が低いのがいいところですよね。
またAzureなどのクラウド上のサービスとの連携も簡単にできるようになっています。
スマホアプリの開発
iOSやAndroidなどのスマホアプリを開発することができます。言語はC#、C++、JavaScriptなど複数の言語から選択できるのもいいですね。
3Dゲームの開発
拡張機能の「Visual Studio Tools for Unity」を使えば3Dゲーム開発を得意とする統合開発環境であるUnityと連携ができます。
これによってグラフィック部分をUnity、コーディング部分をVisual Studioというようなお互い得意な分野に分業させることができ、作業を効率化することができます。
Windowsクラシックアプリの開発
Windowsで動くデスクトップアプリケーションの開発ができます。まあこれは知ってるかたも多いですよね。
UWPアプリの開発
UWPアプリの開発ができます。UWPとはユニバーサル・ウィンドウズ・プラットフォームの略で、Windows10から採用されたアプリケーションの実行環境です。
UWPの特徴はパソコン、スマホ、タブレットPC、Xboxなど異なるデバイス間でも動作するアプリを開発できるという点にあります。これは今までのWindowsアプリにはなかった大きなメリットですね。UWPの開発はこれから増々増えていくことが予想されています。
Officeアプリケーションの拡張ツールの開発
Visual Studio Tools for Office(VSTO)という機能を使って、Office製品の機能を補完したり、自動化したりするツールを開発できます。
Excel、Word、Access、Power point、Outlookなどの使い慣れたアプリをより便利にカスタマイズできちゃうということですね。たとえばリボンに新しい機能を追加したり、アドインを作成したりすることができます。
Visual Studioで使える言語
Visual Studioでは次のような言語が使用できます。いっぱいありますね~。
Visual Basic
Visual C#
Visual C++
Visual F#
Python
JavaScript
TypeScript
おわりに
いかかでしたか。今回はVisual Studioを使ってどんなアプリが作れるのかを紹介しました。Visual StudioはWindowsアプリの開発者は必ずといっていいほど使っているIDEです。
無料でダウンロードできるし、使い方もそう難しくはないのでプログラム入門としても使えると思います。
次回はVisual Studioを使って簡単なアプリを作ってみたいと思います。それではまた。
連載目次: Visual Studioを使って超簡単なアプリを作ってみる
とっても便利な統合開発環境Visual Studioで、C#という言語を使って簡単なアプリを作るところまで解説していきます。
- Visual Studio 2017 Community無料版をインストール方法を初心者向けに解説します
- Visual Studioでできることはこんなにある!最強の開発環境でアプリ作りに挑戦しよう (本記事です)
- Visual Studioで初めてのC#!難しいことは抜きにしてまずは簡単なアプリを作ってみる
- C#で簡単なアプリを作る!クリップボードのデータを取得して文字数を調べる方法