前回ご紹介した「INSERT文自動生成ツール」は、多くの方にご活用いただき、「手入力の手間が減った」「業務効率が上がった」とご好評いただいています。
そして今回、新たに UPDATE文に特化したツール を公開しました!
INSERT文でデータを追加したあとは、値を修正したり調整したりする場面も出てきますよね。
そんなとき、毎回 UPDATE ~ SET ~ WHERE ~
を手書きするのはやはり面倒…。
特に複数レコードを一括で更新する場合、記述ミスやコピペミスが発生しがちです。
そこでこのツールでは、テーブル名・カラム名・データを入力するだけで、正しいUPDATE文を自動生成できるようにしました。
INSERTとUPDATE、どちらもこのツールシリーズで手軽に扱えるようになりますので、あわせてブックマークしておくと非常に便利です!
👉 INSERT文の自動生成ツールはこちら
目次
UPDATE文を自動で生成する
🔧 使い方はとても簡単!
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テキストボックスに
1行目:テーブル名
2行目:カラム名(カンマ区切り)
3行目以降:更新したいデータ(同じくカンマ区切り)
を入力※1列目のカラム(=最初のカラム)をWHERE句の条件に使う
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「UPDATE文を生成」ボタンをクリック
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自動で UPDATE文が出力されます。
id,name,age
1,山田,30
2,佐藤,25
UPDATE users SET name=’佐藤’, age=’25’ WHERE id=’2′;
変換後データ
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1行目:テーブル名
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2行目:カラム名(カンマ区切り)
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3行目以降:データ行(カンマ区切り)
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1列目のカラム(=最初のカラム)をWHERE句の条件に使う
手書きと比べたときのメリット
通常、UPDATE文を手で書くときには、次のような作業が必要です。
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テーブル名とカラム名を確認
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カンマ区切りに気をつける
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WHERE句をミスなく書く
これらはシンプルに見えて、作業量が多いほどミスの温床になりがちです。
このツールを使えば、そんな心配も不要。コピペや編集ミスを防ぎながら、一括で正確なSQL文を生成できます。
UPDATE文ツールの活用シーン
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スプレッドシートで修正したいデータが大量にあるとき
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テストデータの一部だけを手早く修正したいとき
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フロントエンドから受け取ったデータをSQLに変換したいとき
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管理ツールにUPDATE SQLを仕込む際の下準備として
特に業務でデータメンテナンスをしている方には、大きな時短効果が期待できます。
INSERT文ツールとの併用でさらに便利に!
すでに公開している「INSERT文自動生成ツール」と組み合わせれば、データの登録・更新作業を一貫して効率化できます。
たとえば:
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初期登録はINSERT文ツールで
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内容の一部修正はUPDATE文ツールで
このように、用途ごとにツールを使い分けることで、作業時間も精度もぐっと向上します。
👉 INSERT文ツールはこちら
今後のアップデート予定
今後は、次のような機能も検討中です。
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数値やNULL値を自動でクォート処理
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UPDATE対象のカラムを選択できる機能
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DELETE文やMERGE文の生成機能
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入力補助・エラーチェック機能の強化
「こんな機能が欲しい」などのご意見があれば、ぜひコメント欄やお問い合わせフォームからお寄せください!