初心者におすすめの3Dプリンターと必要な道具・選び方ガイド【連載3回目】

「3Dプリンターに興味はあるけど、どれを選べばいいかわからない…」
そんな声をよく耳にします。確かに、いざ購入しようと調べてみると、種類も価格帯もさまざまで迷ってしまいますよね。

前回は3Dプリンターの魅力と始めるメリットを紹介しました。

どんな人に向いている?3Dプリンターの魅力と始めるメリット【連載2回目】
3Dプリンターの名前を聞いたことがあっても、「自分が使うイメージが湧かない」「本当に役に立つの?」と感じている方も多いのでは...

第3回では、初心者でも安心してスタートできる3Dプリンターの選び方と、最低限そろえておきたい道具・便利なアクセサリについてご紹介します。

レクタングル大336×280

まず押さえておきたい「3Dプリンターの基本タイプ」

① FDM方式(熱溶解積層方式)

初心者にもっともおすすめなのがこのタイプ。
樹脂(フィラメント)を溶かして層を重ねていく方式で、手軽でコスパがよく、種類も豊富です。

特徴

  • 本体価格が安い(3〜5万円前後から)
  • 素材の種類が多く、扱いやすい
  • メンテナンスも比較的簡単

向いている人
日用品、ガジェット部品、ホビー用途など、幅広く使いたい方に最適。

② 光造形(SLA/LCD方式)

紫外線で液体樹脂を固めて造形する方式。
細かい造形に強く、滑らかな仕上がりが得られるのが特徴です。

特徴

  • 解像度が高く、ディテールが美しい
  • 精密フィギュアや模型に向く
  • 樹脂が扱いにくく、後処理が必要

向いている人
ミニチュア制作、歯科技工、アクセサリー制作などに興味のある方。

初心者向け!おすすめFDM方式プリンター3選(2025年版)

1. Creality Ender-3 V3 SE

低価格ながら性能が安定しており、入門機として非常に人気です。
組み立ても簡単で、日本語の情報も豊富です。

  • 価格:3万円前後
  • ビルドサイズ:220×220×250mm
  • オートレベリング機能付き
  • フィラメントセンサー搭載

おすすめポイント:はじめての一台に最適。拡張性も高く、長く使える。


Creality Ender-3 V3 SE

2. Anycubic Kobra 3

高速印刷に対応しつつ、操作性もシンプル。
特に時間をかけずに仕上げたい人に向いています。

  • 価格:4.5〜5万円
  • 最大印刷速度:250mm/s
  • 自動レベリング機能あり
  • タッチパネル式のUI

おすすめポイント:サクサク印刷したい人に。初心者にも扱いやすい設計。

Anycubic Kobra 3

3. Bambu Lab A1 mini

やや上級者向けながら、マルチカラー印刷にも対応。
ChatGPTなどの技術好きな人にとっては最も魅力的な1台です。

  • 価格:5万円前後
  • 別売りのオプションをつければ最大4色同時印刷可能
  • Wi-Fiで操作可能
  • 精密で高速な印刷性能

おすすめポイント:カラフルな作品を作りたい人、将来的に応用したい人向け。

Bambu Lab A1 mini

初心者がそろえておきたい道具・アクセサリ一覧

アイテム 用途 備考
フィラメント(PLA) 印刷素材 初心者はPLA一択。扱いやすく安全
ノズル掃除針 目詰まり対策 ノズルに詰まったフィラメントを除去
スクレーパー 印刷物の取り外し ベッドに張り付いた作品を剥がす
エタノールスプレー ベッド掃除用 接着トラブルを防ぐため
USBメモリ/SDカード データ転送 本体により形式が異なるので確認を
ピンセット/ニッパー サポート除去 微細なパーツの仕上げに活躍

プリンター選びで失敗しない5つのチェックポイント

1. ビルドサイズ(印刷できる大きさ)

自分が作りたいサイズの物が入るかは最重要ポイント。
初心者には「200×200×200mm前後」が扱いやすくおすすめです。

2. 組み立ての有無

組み立て式か、ほぼ完成品か。
不安な場合は「ほぼ完成済み」のモデルを選ぶと安心です。

3. 自動レベリング機能の有無

ベッド(印刷面)の水平調整を自動で行う機能。
これがあるだけで初期設定のハードルが一気に下がります。

4. 日本語対応の有無/情報量

日本語の説明書・サポートがあるか、ネットに情報があるかも大事。
人気モデルならYouTubeやブログに情報がたくさんあります。

5. フィラメントの互換性

純正品しか使えないモデルはコストが高くなりがち。
できれば汎用フィラメントが使える機種を選びましょう。

まとめ:最初の一台を選ぶときのキーワードは「安心・シンプル・人気」

はじめての3Dプリンター選びでは、スペックよりも扱いやすさと情報の多さが重要です。

迷ったときは以下を基準にしてみてください。

  • FDM方式で自動レベリングあり
  • 日本語の情報が豊富なモデル
  • 実績のあるメーカー(Creality, Anycubic, Bambu Labなど)
  • 印刷サイズは200mm前後で十分
  • 最初のフィラメントはPLAを選ぶ

次回(第4回)は、実際の3Dプリントの手順と、失敗しないための注意点について詳しくご紹介します。
「買ったけど失敗ばかり」という初心者あるあるを防ぐ内容になっていますので、ぜひご覧ください!

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