既存の無線LANルーターからWG2600HP3にWifiの設定を引き継ぐ方法

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こんにちは~。「デザインもできるシステムエンジニア」のあつもり(@atumori17)です。

今回は無線LANルーターのWG2600HP3にWifiの設定を引き継ぐ方法を紹介します。無線LANルーターを買い替えたいけど、今まで使ってたスマホとかパソコンってもう一度設定しなおす必要があるのでは?と心配に思っているかたは多いと思います。

心配しないでくださいっ。NECの無線ルーターWG2600HP3なら、ボタンひとつで今までの設定を引き継ぐことができます。

ただしデメリットもあります。そこらへんも説明していきますので、買うか迷っているかたは良く理解してから買うことをおすすめします。

WG2600HP3の使い勝手や速度などを書いたレビューを、過去の記事で紹介しています。興味のあるかたはぜひご覧ください。

口コミで評価が高い無線LANルーターWG2600HP3をレビューします
WG2600HP3を選んだ決めてはネットでの口コミで高評価だったからなんです。接続が切れない、速度が速い、動作が安定しているなど、私が無線LANルーターに望むことが全てクリアしてたからです。あとは接続可能な機器数が多いのでスマホやAIスピーカーなどがいつのまにか増えていた、なんて人におすすめです。
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既存ルーターからWG2600HP3へのWifi設定の引っ越し方法

それではさっそくWifi設定の引っ越し手順を説明します。

まずは本体裏にあるMODO切り替えスイッチを「CNV」にします。

MODE切り替えスイッチは無線ルーターを親機として使うのか、中継器として使うのかを切り替えるためのスイッチです。通常は親機として使うことが多いと思うのでRT(ルーター)にしておきます。

付属のACアダプタの電源ケーブルをコンセントに差し込みます。

本体の表面左下にある「らくらくスタートボタン」を押しながらACアダプタのジャックを本体に差し込みます。

CONVERTERランプが緑色に点滅するまで押し続けます。けっこう時間がかかるので壊れてると思って慌てずに、しばらく待ってください。私の場合1分近く待たされました・・

CONVERTERランプが緑色に点滅したら「らくらくスタートボタン」を一度離して、もう一度押します。このときは1度ポチッと押すだけでOKです。

引き継ぐ前の親機によって違うのですが、これで引継ぎは終了です。

ちなみにバッファロー製品の場合、この時点でAOSSボタンを押さなければなりません。下の写真はWHR-1166DHPです。

説明書にはAOSSボタンを押すということが書かれていなかったので、はじめ設定が引き継がれずに悩みました。

Wifi設定を引き継ぐには既存の親機がWPSに対応している必要があります。WPSとは子機を無線LANルーターにボタン一発で接続できる規格のことで、バッファローだとAOSSがそれにあたります。

しばらくするとWG2600HP3 のPOWERランプがオレンジ色に点灯し、その後緑色に点灯します。

これでWifi設定の引っ越しは完了です。

WG2600HP3からACアダプタのジャックを引き抜きます。

既存の無線ルーターを取り外します。

WG2600HP3とモデムとの接続

既存の無線ルーターからWG2600HP3へのWifi設定の引っ越しが済んだところで、今度はWG2600HP3をモデムに接続してインターネットに接続できるようにします。

まずはモデムの電源を抜いておきます。

WG2600HP3の裏側にあるMODE切り替えスイッチを「RT」に切り替えます。

モデムとWG2600HP3をLANケーブルでつなぎます。

モデムの電源を入れます。

しばらくしてモデムの回線がオンラインになったらWG2600HP3の電源を入れしばらく待ちます。

LANケーブルの横にある緑ランプが点灯か点滅していればモデムとの接続は正常にできています。

5GHzとTVのランプがオレンジ色で点滅することがあります。これは電波の干渉を避けるために、干渉しない電波のチャンネルを探している合図です。

1分程度待ってください。

しばらく待つと、POWER,ACTIVE,2.4GHz,5GHz,TVのランプが緑色に点灯します。これで接続は完了です。

おつかれさまでした~。以上でWifi設定の引っ越し作業は終わりになります。

Wifi設定の引継ぎ機能のデメリット

WG2600HP3 のwifi設定の引継ぎ機能を紹介しましたが、ちょっと注意してほしいことをお伝えしておきます。注意点は2つです。

  1. きちんと引継ぎがされない子機がある
  2. 接続名が既存の無線ルーター名のSSIDのままである

まず1です。スマホなどやタブレットの端末ではうまく接続ができました。しかし、Windows10、Windows7のパソコンが2台とも接続できませんでした。この2台は暗号化キーを手動で入力して接続しました。

問題なのは2です。Wifiの接続名が既存の無線ルーターのSSIDのままなんです。私の場合、既存のルーターがバッファローだったので、接続名がbuffalo●●●でした。

この名前がそのまま接続名として使われていました。これはわかりにくい・・・なので私は無線ルーターの設定を初期化してはじめからやり直しましたよ~。

接続名は以下のような一覧です。写真は手動で設定しなおしたものなので、aterm-2230a1-aの接続名になっています。

デメリットをよく考えたうえで、引っ越し作業をすることをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか?既存の無線LANルーターからWG2600HP3にWifiの設定を引き継ぐ方法を紹介しました。らくに引き継げる機能ですがデメリットもあるので考えてから使ったほうが良いかもですね。

あとから手動でやるのは二度手間になりますからっ。わたしはなんだかんだ、子機の設定も含めて2時間近くかかってしまいました・・

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