こんにちは~。「デザインもできるシステムエンジニア」のあつもり(@atumori17)です。このブログではAIスピーカーの使い方やエクセルVBAの情報などを発信しています。
前回はエクセルのTEXT関数を使って、日付から自動で曜日を表示させてカレンダーを作ってみました。
今回は一歩進んで、条件付き書式を使って土日に網掛けで色を付けて、さらにカレンダーを便利にしていきます。
条件付き書式でWeekday関数を使用する
それではさっそく土日のセルに色をつけてみたいと思います。自動でセルに色を付けるためには「条件付き書式」を使います。
条件付き書式とはセルに入っている値によって、文字の色を変えたり、セルの色を変えたりできる便利な機能です。
まずは、前回作ったカレンダーを見て見ましょう。A1セルに年月を入れると自動的にA列に日付が入り、B列に曜日が入るようになっています。
現状では土日のセルに色がついていませんよね。
まずは曜日が入ってるセルをすべて選択します。そして「ホーム」タブから「条件付き書式」をクリックします。
「新しいルール」をクリックします。
書式ルールの編集画面で「ルールの種類を選択してください」の下の一覧から
「数式を使用して、書式設定するセルを決定」をクリックします。
続いて「次の数式を満たす場合に値を書式設定」のところに
=WEEKDAY(A3,2)=6
と入力し「書式」ボタンをクリックします。
「セルの書式設定」画面が開いたら、「背景色」から好きな色をクリックして「OK」ボタンをクリックします。
すると土曜日のセルが水色になりました。
続いて日曜日の設定をします。さきほどと同じように曜日のセルを選択してから、条件付き書式の「新しいルール」を追加します。
「次の数式を満たす場合に値を書式設定」には
=WEEKDAY(A3,2)=7
を入力します。
セルの色はオレンジ色にしました。
すると日曜日がオレンジ色で表示されました。
以上で土日のセルに色を付ける方法の解説は終わりになります。
WEEKDAY関数とは
さいごにWEEKDAY関数について説明しておきますね。
WEEKDAY関数とは日付から曜日の値を取得する関数です。
週の基準は週の始まりの曜日と数字を指定できます。
週の基準 | 曜日の値 |
1 | 1(日),2(月),3(火)…… |
2 | 1(月),2(火),3(水),4(木),5(金),6(土),7(日) |
3 | 0(月),1(火),2(水)…… |
今回は週の基準は2を使いましたので、土曜日は6ということになります。
ですので下の式は「A3セルの日付の曜日が土曜日の場合、セルに色を付ける」という意味になります。
=WEEKDAY(A3,2)=6
まとめ
いかがでしたか?今回はエクセルの条件付き書式を使ってカレンダーの土日に色を付ける方法を紹介しました。
今回作ったカレンダーテンプレートを使えば年月を変えるだけで、すべての月のカレンダーが自動で作れてしまいます。このように初めにちょっと手間をかけるだけで、次からの作業がぐっと楽になるんですね~。ぜひ活用してみてください。
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