こんにちは~。「デザインもできるシステムエンジニア」のあつもり(@atumori17)です。このブログではAIスピーカーの使い方やエクセルVBAの情報などを発信しています。
連番で番号がついている商品台帳があるとします。数値で入力されている商品番号に、あとから先頭に0をつけて3ケタで表示させたい場合ってありますよね?
その場合、手作業で0を入力していては時間がいくらあっても足りません。そこで今回はエクセルで数字の頭に0をつけて3ケタの連番で表示させる方法を紹介します。
書式設定のユーザー定義を使って数字を3ケタにする方法
まずは書式設定のユーザー定義を使う方法を紹介します。
まずは変更前と変更後のイメージを見てください。1から10までの数字が3ケタに変わっているのがわかると思います。
まずは変更したセルをドラッグして選択状態にします。その状態で右クリックして「セルの書式設定」をクリックします。
「セルの書式設定」が開いたら「ユーザー定義」をクリックし、「種類」の下のテキストボックスに「000」を入力します。最後に「OK」をクリックします。
「000」は3ケタの数字で表示するという意味で、元の数字が3ケタに満たない場合は、3ケタになるように数字の左側に0を付加します。
- 1→001
- 10→010
- 100→100
数字の頭に0が付加され、3ケタの数字になりました。
書式設定のユーザー定義を使う方法の説明は以上になります。
数式を使って数字を3ケタにする方法
続いて数式を使って数字を3ケタにそろえる方法です。
まずは商品番号の右隣りに空白列を挿入します。
C3セルに
=RIGHT(“00” & B3 ,3)
と入力しENTERキーを押します。
RIGHT関数は文字列の右側から指定した数の文字を切り出す関数です。
RIGHT(“00” & B3 ,3)
ここではまず元の数字の先頭に”00″を付加して、付加した数字の右から3文字を切り出しています。
なぜこんなことをするんでしょう?次の例を見て下さい。
- 1ケタの場合 ”00″ & 1 = 001
- 2ケタの場合 ”00″ & 10 = 0010
- 3ケタの場合 ”00″ & 100 = 00100
となってしまうんですね。つまり1ケタの場合なら、単純に先頭に”00″をつけるだけで3ケタになるのですが、2ケタ以上の数字に”00″をつけると、桁数が3ケタ以上になってしまいます。
桁数を3ケタにそろえるためにRIGHT関数を使うというわけです。
数式を入れたセルが3ケタになりました。このセルをコピーしてそのほかのセルに貼り付けます。他のセルも3ケタになりました。
この列をコピーして商品番号の列に「値貼り付け」します。
商品番号列に3ケタの数字が入りました!数式を入れた列は不要であれば削除してOKです。
以上で数式を使って数字を3ケタにそろえる方法の説明を終わります。
書式設定でユーザー定義を使うほうが簡単なのですが、数式を使う方法はVBAでも使えて応用が効く技ですので覚えておいて損はないですよ。
まとめ
いかがでしたか?今回はエクセルで数字の頭に0をつけて3ケタの連番で表示させる方法を紹介しました。知っておくと無駄な作業時間を大幅に短縮できるので、ぜひ一度試してみてください。
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