Windows10の仮想デスクトップ機能で作業を効率化する!複数人でパソコンを使う時に便利

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こんにちは~。「デザインもできるシステムエンジニア」のあつもり(@atumori17)です。今日も業務効率化のアイデアをバシバシ紹介していきますっ!

今回はWindows10で新たに加わった機能である「仮想デスクトップ」の紹介をしたいと思います。残念ながらWindows7にはない機能なのでWindows7ユーザーは読み飛ばしちゃってくださ~い。

さてこの「仮想デスクトップ」ですが意外とその存在すら知らない方が多いんじゃないかと思います。私もその一人でした。タスクバーにロボットの顔のようなおかしなアイコンがあることは気づいてましたけど、ずっと無視し続けていたんです・・・

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仮想デスクトップとは

通常デスクトップは1つですがこの機能を使うことで、新たにデスクトップを追加し作業領域を広げることができる便利な機能です。「新しいデスクトップ」をクリックすればいくつでもデスクトップを追加することができちゃいます。

仮想デスクトップの使用例

使用用途で分ける

仮想デスクトップはアイデア次第で便利に使える機能です。例えば、

デスクトップ1はブラウザや映画ソフト、音楽ソフトなど遊び用
デスクトップ2はエクセル、ワード、フォトショップなど仕事用

というように使用用途ごとにデスクトップを分けるなんてことができちゃいます。用途ごとに分けることで使わないアプリで作業領域が占有されてしまったり、使わないアプリを選択してしまったりといったことがなくなりますよね。

ユーザーで分ける

会社内で1つのパソコンを複数人で使う、なんていうケースがあると思います。毎回使った人がすべてのアプリを終了させてくれればいいのですが、作業途中などの理由で開きっぱなしの場合もあるかと思います。

そんなときに「アプリを終了させようか?」「そのままにしとこうか?」を迷わなくても済みますっ。

デスクトップ1はバタコさん用
デスクトップ2はノリスケさん用
デスクトップ3はのび太くん用

というようにユーザーごとにデスクトップを分けて使うことができます。

パソコンで分ける

リモートデスクトップ接続をする場合に便利です。例えばユーザーサポート業務でこんなケースがあると思います。

リモートデスクトップでユーザーのパソコンに接続する。接続先のパソコンの調査をしながら自分のパソコンに戻って必要なファイルをコピーする。

このように自分とユーザーのパソコンを行ったり来たりする場合、どちらのパソコンかわからなくなることがありますよね。そんな場合、

デスクトップ1は自分のパソコン
デスクトップ2はリモートデスクトップで接続したユーザー先のパソコン

というように分ければ間違いも減らせますよね。

サーバーにリモートデスクトップでつないで作業する場合にも使えると思います。

スマホのホーム画面の切り替えと似ている

スマホのホーム画面はスライドして次の画面に切り替えられますが、仮想デスクトップも同じようなイメージです。

ただ違うのはスマホのホーム画面は画面ごとにアプリのショートカットやファイルを置くことができるのに対し、Windows10の仮想デスクトップはデスクトップ上にあるアプリやフォルダはすべて共通です。

デスクトップごとに異なるフォルダやアプリのショートカットを持つことはできません。あくまでも起動しているアプリ、フォルダを切り替えるために使います。

仮想デスクトップの操作はタスクビューから行う

それでは仮想デスクトップの使い方の説明をしていきます。仮想デスクトップを使うにはまずタスクビューという画面を起動します。

Google Chromeとソリティアを起動します。こちらは遊びモードのデスクップです。アプリを起動したら、デスクトップ下のタスクバーにあるタスクビューアイコンをクリックします。

使用例ですので起動するアプリケーションは何でもかまいません。

下図の画面がタスクビューです。現在起動しているアプリケーションやフォルダが表示されています。画面右下の「新しいデスクトップ」をクリックします。

デスクトップ2が追加されました。追加されたデスクトップ2をクリックします。

すると先ほど開いたアプリがなく、まっさらなデスクトップが表示されました。

ワード、エクセル、フォトショップ、テキストディタを起動します。こちらは仕事モードのデスクトップですね。アプリを起動したら、先ほどと同じようにタスクビューボタンをクリックします。

タスクビューに切り替わりました。デスクトップ2で起動したアプリケーションが表示されていますね。

デスクトップはタスクビュー右下にある「新しいデスクトップ」でいくつでも追加できます。あまり追加しすぎるとメモリー領域が少なくなりますので、やりすぎに注意しましょう。まあ3つもあれば十分事足りると思います。

起動中のアプリを別のデスクトップに移動できる

起動中のアプリを別のデスクトップに移動することもできます。下の図はデスクトップ2で起動中のワードをデスクトップ1に移動する場合の例です。

タスクビューから移動したいアプリやフォルダを選択し、移動先のデスクトップにドラッグアンドドロップするだけです。簡単ですね~。

以上で使い方の説明を終わります。

まとめ

いかがでしたか?今回の内容をまとめると以下のようになります。

  • 仮想デスクトップは使用用途ごとにウィンドウを切り換えられる便利な機能
  • デスクトップの切り換えはタスクビューから行う
  • デスクトップはいくつでも追加できる

時短のおつまみ

今日のおつまみはコレです!

Windowsキー + Ctrl + ← →  仮想デスクトップの切り替え

仮想デスクトップを簡単に切り替えられるショートカットキーです。Windows10限定の技ですが、とっても便利なのでぜひ試してみてくださいっ。

それではまた~。

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